羽太芳子

羽太芳子 
1897 - 1964年
本名:羽太芳子(はぶとよしこ)東京出身。周建人の最初の妻。羽太信子、重久の妹。染物職人の羽太石之助の家に五人兄弟の第四子として生まれた。1909年、姉の羽太信子は東京で周作人と結婚し、1911年、紹興の家に移り住んだ。1912年、羽太信子は第一子(豊一)を妊娠し、重久と芳子に出産を手伝わせるため紹興に呼び寄せることになった。その後、重久は日本に帰ったが、1914年芳子は、姉の信子の勧めもあり、周作人の弟・周建人と結婚した。1915年に長男を出産したが夭折。1917年に鞠子、1919年に豊二を出産した。

1919年、魯迅が北京八道湾の家を購入し、羽太芳子は一家で北京に移住した。1920年、 周建人は上海商務印書館の仕事に就き上海に引っ越した。周建人は芳子を上海に呼び寄せようとしたが、当時妊娠中だった芳子は北京での生活を望んだため二人は離別した。1922年に豊三を出産。1923年7月、魯迅が八道湾の家を退出。1941年末子豊三が19歳で拳銃自殺。1964年逝去した。


仙台魯迅研究会

本会は、仙台における魯迅の記録調査のほか、研究者のネットワーク化、研究資料の整理と保存、学習会の開催などの活動を行っています。
  1. ≪外部リンク≫
  1. WEBシステム: 瑞京合同会社
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